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FAFビーチバンが【最優秀賞】を受賞いたしました!




2019年の夏より、東京オートサロン2020の出展に向け、1972年式

バモスホンダをベースにFAFビーチクルーザーの製作が決定しました。

ところが、ベース車両を入手した直後・・・





2019年9月に千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号により

フォレストオートでは、商品倉庫の屋根が吹き飛ばされたり

周辺の森林の甚大な数の倒木により、10日間の停電を経験いたしました。


















(ここは私の通勤経路ですが、倒木で道路が全く見えません・・・)







街のシンボルも・・・











この台風15号による被害を受けたことにより、今まで意識していなかった

森林の保全や、それに伴う地域材の活用の大切さを痛感・・・

そんな折、埼玉県ときがわ町で森林保全を目的とし、地域材を活用して木製家具を

創られている【高村クラフト工房】の高村氏と出会いました。

当初は2X4などの輸入材を使用し、当社にてビーチクルーザーの後部デッキ部分を製作予定でしたが

高村クラフト工房とFAFのコラボにより、コナラやヤマザクラなどの地域材をふんだんに使用した

ヴィンテージクルーザーをイメージした【FAFビーチクルーザー】が誕生いたしました。














本来であれば、千葉県産の木材を使用してFAFビーチクルーザーを製作したかったのですが

荒れ放題の山々が多い我が多古町には、すでに木材を加工する業者や工芸家はいません。

そもそも森林の荒廃や保全の問題は、全国的な課題・・・

埼玉産の地域材を活用し、千葉県から全国へ発信することで、各地のいろいろな方々への

【気付き】となればと・・・と、高村氏とタッグを組むこととなりました。

そして、【東京オートサロン2020】に【FAFビーチクルーザー】を出展し

自動車業界のみならず、各方面から多くの反響をいただくこととなりました・・・♪ ♪
















FAFビーチクルーザーは、やっぱり海が似合いますねぇ~ ♪ ♪

もちろん、FAFリフトアップスプリング装着を済み!!













そして、2020年の夏・・・

東京オートサロン2021出展に向け、新たなビーチカーの製作が始まります。

2台目は、1970年(昭和45年)にダイハツさんから

100台のみ限定発売されたダイハツ フェローバギーです。

360ccの2サイクル 2気筒エンジンで、ハイゼットトラックのラダーフレームに

バスタブのようなFRP制ボディを被せた2WDのレジャービークルです ♪ ♪



















約45年間、某クルマ屋さんに眠っていたサビ無しの極上車を入手・・・

これをベースにFAFテイスト満載のビーチバギーの製作を開始!!

FAFリフトアップスプリング、FAFバンパーガードやヒッチメンバー・・・

4連ランプやワンオフ製作のホイールに前後異径タイヤ・・・

ヒッチメンバーにはスクリューも!!(笑)

外装はFAFマットペイント・・・

内装には三富平地林の【シデ】や【スギ】をふんだんに使用し、インパネにはチーク材をあしらいました。



 

 

 





外装のあちらこちらに散りばめた【ニコちゃんマーク】は、コロナ禍に少しでも笑顔を! の思いを込めました・・・ ♪ ♪


















しかし・・・

東京オートサロン2021は、コロナウィルス蔓延の為に中止・・・(泣)

【バーチャルオートサロン】および【オートサロンTV】というWebのみでのお披露目となってしまいました。

例年通り、幕張メッセの会場で多くの皆様に実車をご覧いただきたかったです。







次は何???という大きなプレッシャーの中・・・

コロナが収束し、2022年のオートサロンは開催されるのか??という疑心暗鬼の中

FAFビーチカーシリーズ 最終章の構想(妄想)を開始しました。

バモスホンダ ベースのFAFビーチクルーザーは長女と・・・

フェローバギー ベースのFAFビーチバギーは長男と・・・

それぞれ良い思い出の取材を受けましたが、私には3人の子供がおりまして・・・

構想(妄想)は、次は二女と・・・ということになりました。

昭和40年代の360cc軽自動車で、オープンカーというと、残りはスズキ ジムニー・・・

でも、それがベースじゃ~あまりにもベタ過ぎますよね?!(笑)



FAFビーチクルーザーとFAFビーチバギーの2台のビーチカーが浜辺を駆け回り

海風を満喫して戻って来た時のベース基地!というイメージで

FAFビーチバン構想が出来上がりました。

フォレストオートは、もともと軽バン・軽トラを北米へ輸出する事業からスタート・・・

その後、軽バン・軽トラ リフトアップスプリングのパイオニアとして

2009年よりFAFリフトアップスプリングの販売を開始いたしました。

軽バン・軽トラと深いつながりがあるFAF・・・

日本のモータリゼーションの創世記に活躍したスバル360のバンをベースにしようと考えました。

しかし、現存している程度の良い個体がなく・・・

あちらこちら探し回って、念願の1968年式(昭和43年)のスバル360カスタム(バン)を入手!

東京オートサロン2022の開催も予定通り行われると確信し

2021年7月からFAFビーチバンの製作がスタートしました・・・ ♪ ♪



ビーチカーですもの・・・

陽の光をサンサンと浴びたいですよねぇ~

スバル360の屋根はFRP製で、ゴムシールでフレームに被さっているだけ・・・

外しても車体強度に何の影響もありません。

なので、ここは潔く取り外し、【ヒノキ】を使ってスリットルーフとしました。

このヒノキ材・・・

ルーフの形状に合わせ弧を描いておりますが、角材を削ってアールにすると

削った木材の断面が出てしまいます。

そこで、1本、1本異なる【型】を作り、薄く切った3枚のヒノキの板を接着し

プレスで圧着するという、とても手の込んだつくりとなっています。















その他にも【シデ】や【サクラ】の地域材と【チーク】を贅沢に各所に取り入れました。

車体は定番のFAFマットぺイント・・・

車体下半分は、FAFビーチクルーザー、FAFビーチバギーと同じベージュに・・・

鮮やかに目に飛び込んでくるオレンジ色は、二女が小学生の時に背負っていたランドセルの色にしました ♪ ♪

オレンジ色が大好きな二女・・・

わたしにとって、彼女のイメージカラーはオレンジなのです・・・(笑)





ということで、完成!!
















(パラソルは装飾品の為、会場展示時は撤去させていただきました。)















いかがでしょうか?

浜辺のベース基地のイメージになっていますかぇ~??



FAFビーチカーシリーズが3台並んでいる様は圧巻?!で、多くの方々の目に留まったようです。

FAFビーチバンは、女性人気ダントツでした!







以前、スバル360にお乗りだったというテリー伊藤さんが

FAFビーチカーシリーズを大絶賛してくださいました ♪ ♪






FAFパーフェクトマットの寝心地にも感心されておりました・・・ ♪ ♪







そして・・・

東京国際カスタムカーコンテスト【Kカー/コンパクトカー部門】において【最優秀賞】を受賞いたしました ♪ ♪






















製作に携わってくださった方々、スタッフやご支援、ご協力くださった方々・・・

FAFビーチバンへ投票してくださった多くの方々に感謝申し上げます!

誠にありがとうございました!!

今後とも、フォレストオートらしいオリジナリティあふれる

軽バン・軽トラのカスタムを行っていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願い致します。



それから・・・

各部門の【最優秀賞車】の中から【グランプリ】の1台を決める投票中です。

下記リンクより【Kカー/コンパクトカー部門 FAFビーチカー】へ

清き1票をよろしくお願い致しまぁ~す!!

【投票はコチラ】




最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。